枕でシミが出来る!?

ナイロンタオルで毎日体を洗っていると色素沈着を引き起こすことはよく知られています。

ナイロンでなくても、ざらざらした素材やブラシで顔や体を洗っていると色素沈着が起こり、浅黒くなります。

この事実を知っていて、注意をしている人でも、案外見すごしているのが枕です。

顔が沈むほどのやわらかい枕で毎晩寝ている人は、ほお骨のあたりにシミが多発する傾向があります。

たとえばいつも右を下にして眠るくせのある人は右側にシミがたくさんできます。

これは一晩中、無意識に枕に顔を強くこすりつけているからです。

このような人が寝ているところを一晩ビデオで撮影しておいて、早回しにして1分ぐらいで見てみると、すごい勢いで顔を枕にこすりつけている様子がわかります。

これだけ毎晩こすっていれば軽い慢性的な炎症を起こして、シミになっても不思議はないのです。

冬場の乾燥

20代半ばを境に肌は非常に乾燥しやすくなっていきます。

またここ100年で、東京の平均湿度はどんどん下がっているようです。

特に冬場の乾燥は肌荒れだけでなくウィルスにも弱くなります。

肌の乾燥は、しわやたるみの大きな原因になるので、保湿を心がけましょう。

このような生コラーゲンがずば抜けて保水力があるので活用してみるといいでしょう。

また、朝コップ一杯の水を飲むなど水分補給も欠かせません。

脱水と聞くと夏のイメージがありますが、冬場も慢性的な脱水になりがちです。

脱水は乾燥はもちろん、血液をドロドロの高血圧状態になり心筋梗塞のリスクも出てきます。

日焼けが推奨されていた時代

紫外線の悪影響は子供のころからどれだけ紫外線を浴びてきたか、というそれまでの人生の紫外線被ばく総量にかかわるといわれています。

昔の小学佼では、夏休みが明けると最も日焼けした生徒を表彰するほど、日焼けを奨励していました。

また、小麦色の肌が美しいとされた時代もあります。

その時代をへてきた現代人は、いまになってしっかり日焼け止め対策をしても、昔のつけが出てくる可能性があります。

炎症を繰り返すことでくすみ、シミができる炎症というのは、バイ菌が感染して赤くはれたり、蚊に刺されたり、やけどやかぶれで赤くなるあの状態です。